西地中海クルーズ☆ Part 13
2013年 10月 30日
シチリアは地中海最大の島で面積は日本の四国の約1.4倍。
ブーツの形をしたイタリア本土のカラブリア半島との間には
メッシーナ海峡があり最も幅の狭いところは
約3㎞しか離れていないそう~
この日はナポリから南南東へ約316km先にある
メッシーナ海峡に面したメッシーナという街に寄港して
そこからバスで約1時間ほどのところにある
タオルミーナの街を散策してきました♪
タオルミーナは“シチリアの宝石”と呼ばれるほど風光明媚な街☆
遠くには噴煙を上げるエトナ山も望めシチリア随一の絶景を
楽しむことができる世界的にもよく知られたリゾート地でもあります。
また映画“グラン・ブルー”の舞台になったことでも有名♪
町はタウロ山の中腹にあり、標高200mから見下ろすと
限りなく青く煌めくイオニア海が目に飛び込んできます☆
意外に古い歴史を持つ街でその歴史は紀元前4世紀まで遡ります。
古代ギリシャおよびローマの支配下にあり
当時の神殿や遺跡が今も残っています。
散策は街の南側に位置するPorta Catania(カターニア門)からスタート♪
この門が最後に改築されたのが1440年。
門の上の方にはアラゴン家の紋章が刻まれています。
ここからCorso Umberto(ウンベルト通り)が始まります。
ウンベルト通りを東に進むと
Piazza Duomo(ドゥオーモ広場)が見えてきます。
ゴシック様式のファサードを持つ小さな教会です。
中世に建設されたと言われていますが
諸説あるようで、はっきりとした時期は未だ不明だそう・・・
中はシンプルな造り~
祭壇画や彫刻は15~16世紀のメッシーナ派のものだそうです。
写真は主祭壇☆
広場の中心にはバロック様式の噴水☆
1635年にタオルミーナで切りだされた
赤味を帯びた大理石を使って作られました。
噴水の周りの石段は地元の人や一休みする観光客で
いつも賑わっています。
噴水の一番上に飾られているのは、半人半牛のケンタウロスの像☆
このケンタウロス・・・なんと女性バージョン!
左手に球、右手に王杖を持っています。
タオルミーナのシンボルといわれ
街の紋章にもなっています。
メインストリートのウンベルト通り☆
街の南にあるカターニア門から
北側にあるメッシーナ門までの
長さ約800mの通りで
タオルミーナのメインストリートです♪
コルバイヤ家の邸宅として1412年に建てられたものです。
現在はホテルとして利用されています。
チャンポリ館の階下はオシャレなリストランテになっていました。
ウンベルト通りは高級ブランドショップやカフェ、レストラン
そしてお土産屋さんが立ち並んでいるので
ウィンドーショッピングをしながら
のんびり歩くのも楽しいですよ~♪