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パリごはん☆ Restaurant ES

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去年の3月にオープンしたばかりなのにもかかわらず
ミシュランの星を取るのでは?と噂のRestaurant ES☆
日本人シェフ・本城昴結稀さんのお店です。
本城シェフは
パリ L'Astrance(ラストランス)
東京 Quintessence(カンテサンス)、
フランス・マルセイユのLe Petit Nice(ル・プティ・ニース)
スペイン・エレンテリアのMugaritz(ムガリツ)、
デンマーク・コペンハーゲンのNoma(ノーマ)といった
世界の名店で修業されていたとのこと。
お料理は105€のシェフのおまかせコースのみ。
どんなお料理が出てくるのでしょうか。
楽しみ♪

まずは海老とワカメのチップスから☆
シャンパーニュと一緒にいただきます。
パリパリとして日本のおせんべいみたいでおいしい♪

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ショットグラスに入って登場したのは
タマネギのクリームスープ・アンチョビのエスプーマ☆
アンチョビの風味と塩加減が
スープとよく合ってて美味♪

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パンと一緒に出されたバターはスペシャルなもの☆
ブリュターニュの農家さんが作る塩入りのバターを
特別に取り寄せているそう。
(市販されていないそうです)
香りも口どけもよいとってもおいしいバターなんですよ♪
バターもスペシャルですがパンもスペシャル!
出していただいたのは、伝説のパン屋さんといわれる
POUJAURAN(プージョラン)のカンパーニュ☆
プージョランは大人気だったのにもかかわらず、現在は閉店し
レストランやカフェにしか卸していないそうです。
なので一般向けに小売していません。
・・・と熱く語っておきながら、おいしさに夢中になって
写真を撮り忘れておりました(苦笑)
ごめんなさい・・・

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カニのサラダ 人参のソース☆
見た目も美しいライムが効いた、さわやかなサラダ
味ももちろん◎

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ホタテのソテー 根パセリのピュレ トリュフのソース☆

ふんわりと焼き上げた貝柱には
ホタテの粉末をまぶして焼いてあるので
焦げたホタテの香ばしい香りが鼻をくすぐります。
根パセリはpanais(パネ)とこちらで呼ばれている
白い人参のようなお野菜によく似ているのだそうです。
味はジャガイモみたいでおいしかったですよ♪

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フォアグラのロティ 蕪と雲丹のソース コリアンダーの花を添えて・・☆

低温調理されたフォアグラは
まるで生のフォアグラのよう~
お口に入れるとすぅ~と溶けてなくなってしまう・・・
軽く泡立った蕪のソース
雲丹のピュレ・・・
全てがやさしい一皿でした♪

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ラングスティーヌ トンカ豆のソース セップ茸のソテー☆

ラングスティーヌとは手長海老のこと。
見た目は大きくても殻を剥いてしまうと
えっ・・これだけ・・って感じになるのに
剥いてもこの大きさ!
どんな立派なラングスティーヌだったんでしょう~
ラングスティーヌもだけど
セップもプリプリでおいしかった❤

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お魚はルジェのソテー☆
ムール貝のエキスとベルベーヌのエスプーマ
クロロフィルのソース

Rouget(ルジェ)は日本ではヒメジと呼ばれている
お魚だそうです。
ヒメジ、初めて食べたかも~
身が締まってておいしかったです♪
泡々のソースの下にあるオレンジの粒々はシトロンキャビア☆
シトロンキャビアはオーストラリア原産のレモンの変種で
小指のような形をしていることから
別名・フィンガーライムともいうのだそうです。
添えはソテーしたシュークリープ(←そう聞こえたけど違うかもしません)
ルジェの横にはオリーブの形をしたコンコンブル(きゅうり)
写真には半分しか写っていませんが・・
お初のお野菜たちも食べれて幸せ♪

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メインのお肉はピジョン(小鳩)☆
ロティ―したポテトとジロール茸
花梨のソースとカカオのソース

パリッと表面が焼かれた小鳩
ナイフを入れると中はとっても柔らかくジューシー
変な臭みは全くなくて
カカオの苦みの効いたソースとよく合いました♪


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Saint-Nectaire(サン・ネクテール)というセミハードのチーズ☆

極々薄くスライスされたシャンピニオン・パリには
セップ茸のパウダーが纏わせてあります。
サン・ネクテールはフランスの真ん中にある
オーベルニュ地方にある町の名前。
クセはなくクリーミィーなチーズで
ルイ14世が愛したチーズとして有名だそうです。
たった一切れのチーズですが
ナスタチウムの花びらやカットしたホオズキを少し添えるだけで
こんなにオシャレな一皿になるんですね♪
勉強になります。

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デセールの一皿目は洋梨のタルト☆
オリーブオイルのパルフェ
ソース・アギュラム(柑橘のソース)
軽くローストした無花果と無花果のゼリー

自分で組み立てながら食べるスタイルがおもしろいし
オリーブオイルのアイスも初めて♪
全てのバランスがよくておいしかった❤

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2皿目はモンブラン☆
メレンゲでできたパニエの中には
トロリとしたパッションフルーツのソースとソルベ♪
その上にたっぷりのマロンクリーム☆
こっくりとしたマロンと酸味も香りも強いパッションフルーツ
すごく合うんですね~
初めて出会うモンブランでとってもよかったです❤

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ミニャルディーズ☆
写真の奥から
赤い実のマカロン 
シャトールーズという香草のリキュールを使ったシュー
マンディアン(チョコレート)
レモンケーキ

お料理に関しては皿数は多いですが、量が多くなく
またこってりしたものではないので、ミニャルディーズまで
しっかりおいしくいただくことができました。
繊細でありながらも、お塩の効かせ方が上手で
盛り付けもシンプルだけど華やかさがあって
そぎ落とされた美しさにうっとりしながらいただきました。
最後、本城シェフがご挨拶に来てくれて
ベルギーから来たといったら、とても喜んでくれましたよ♪
ご挨拶にきてくださると、こちらもとてもうれしいですね。
またパリにいったら、絶対また来たい!!



Restaurant ES
住所:91, rue de grenelle 75007 Paris
電話: 01 45 51 25 74
定休日: 日曜日・月曜日・祝日

by fleurclasse | 2014-01-15 23:57 | フランス

ベルギー・ブリュッセルでの駐在生活日記☆


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