ケルン大聖堂☆
2014年 02月 09日
尖塔の高さは157mあります。
神へ一歩でも近づこうとひたすら高さを求めた
この大聖堂は1248年に建築が始まり
完成は1880年のこと。
途中200年ほど建築が中断していたようですが
完成まで632年もの月日がかかりました。
1996年に世界遺産に登録されましたが
周辺での高層ビルの開発がすすんだことにより
2004年にユネスコの危機遺産リストに掲載されたこともあります。
ケルン市の建築計画の縮小、改善もあって
現在は危機遺産リストからはずされています。
少し簡素な感じがする内部。
身廊は高さ43.5mあり
柱と柱に囲まれたアーチとその空間をアーケード
ステンドグラスがはめられたその上の高窓を
クリアストーリーというそうです。
バイエルン王ルートヴィヒ1世が寄贈したことから
このように呼ばれています。
写真には3枚しかステンドグラスが写っていませんが
全部で5枚あり、全てのステンドグラスにはバイエルンの紋章と
ルートヴィヒ1世からの寄贈を示す文字が残されているのだそうです。
中央祭壇の奥にある世界最大の金細工の聖櫃です。
東方三博士の聖遺物を納めてあるそう。
聖遺物は頭がい骨と言われているようですが
ホントなのでしょうか(笑)
旅人の守護聖人とも言われています。
聖クリストフォロスは川を渡る人を
肩に乗せて向こう岸まで運ぶ仕事をしており
ある日、男の子を運ぶことになったのですが
なぜか川を渡るにつれて男の子はやたら重くなり
杖をついてなんとか渡ることが出来ました。
実はこの男の子はキリストで、そのことから
クリストフォロスという言葉は“キリストを担う人”という意味を
もつようになったのだそうです。
ケルン大聖堂のパイプオルガンの音色は
素晴らしいそうですよ~
日曜日のミサの時に聞けると思うのですが
中には入れないので、外で聞くしかないのかな~
一度、聞いてみたいな♪
この木製の十字架は976年に亡くなった
ゲロ大司教が寄贈したもので
現存するヨーロッパ最古の十字架だそう。
アウグスト・エッセンヴァインの手によるもの。
このモザイクはヒスデボルト大司教を描いたもので
大司教が持っている建物はここにケルン大聖堂が建つ前にあった
聖堂だそうです。
写真におさめてきたのですが
色々調べても何なのか分からず仕舞い・・・
見つけてもドイツ語で書いてあるので翻訳にかけても
意味が分からなくて~~
それに有名なものを撮ってきていないという失態もありました(泣)
やっぱり少し下調べしてから行かないとダメですね~