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花の都・フィレンチェ Part3☆

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ドゥオーモをさらっと見たあとは
歩いてパラティーナ美術館へ。
ローマ通りを南に下るとある “新市場のロッジア”☆
その南側に“幸運の仔豚”と呼ばれるブロンズ像があります。
仔豚とよばれてますがイノシシの像で
お鼻をさわると幸せになれるんですって!
なのでお鼻まわりがピカピカです(笑)
またイノシシの口の中にコインを入れて手を離し
そのコインが足元の格子の下に落ちれば
願が叶うとかまたフィレンチェに来ることができると
されているんですよ♪
フィレンチェに来たらやってみてね☆

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パラティーナ美術館はアルノ川の対岸にあるので
ヴェッキオ橋を渡って向かいます。
ヴェッキオ橋はイタリア語でポンテ・ヴェッキオといい
古い橋という意味のフィレンチェで1番古い橋です。

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橋の上の写真だと言われても
日本の橋の上の風景とは違いますよね?
このヴェッキオ橋にはズラリと宝飾店が
軒を連ねているのです。
これは中世の時代からの名残で
当初は肉屋さんが並び
くず肉や内臓、血で汚れた水などを橋の上から
直接川に流すことで衛生状態を保とうとしました。
しかし、乾季で川の水が減り流れが悪くなっても
廃棄をつづけたところ、街中に悪臭がたちこめるように
なってしまったため
当時、フィレンチェを治めていたフェルディナンド1世が
肉屋を撤去し、宝石店にかえました。
なぜ数ある業種のうち宝石店だったかというと
宝石は匂わないからということらしいです。
確かにそうですね(笑)

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ヴェッキオ橋を外から見ると
こういう感じになっています。
店舗の上の部分が渡り廊下のようになってるのが
分かりますか?
これは“ヴァザーリの回廊”といって
メディチ家の人々の専用通路として
前回の記事でご紹介したシニョリーア広場にあるヴェッキオ宮殿と
この橋を渡った先にあるピッティ宮殿をつなぐものです。
全長1kmあるこの回廊は
1565年、メディチ家のコジモ一世の要望により
建築家・ヴァザーリの手によってわずか5ヶ月で造られました。
不定期で一般公開されるようですが
廊下には700点ものメディチ家の絵画コレクションが
ズラリと並んでいるそうですよ♪

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ピッティ宮殿☆
この宮殿は15世紀、フィレンチェの銀行家・ピッティに
よって建てられ、のちにメディチ家の手に渡り
トスカーナ大公の宮殿として使われていました。
この中にパラティーナ美術館があり
1000点以上の美術品が公開されています。
また時代ごとではなく、壁一面にびっしりと
とにかくシンメトリーにこだわって展示しているところが
他の美術館にはなくおもしろい♪

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(画像はお借りしました)
こちらも写真NGなので・・・
パラティーナ美術館はラファエロの作品が
沢山あることでも有名☆
特にトンドと呼ばれる円形の構図で描かれた
“小椅子の聖母”は必見です。

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(画像はお借りしました)
ラファエロ以外にもティツィアーノの作品も
いっぱいありますよ♪
こちらは“マグダラのマリア”
イエスの死と復活の見届け人として新約聖書に
登場する女性です。
ラファエロ、ティツィアーノがお好きな人は
是非足を運んでみてくださいね。

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ピッティ宮殿の裏手にあるボーボリ庭園☆
窓の外の景色を撮るのはOKとのことなのでパチリ☆
優雅なイタリア式庭園で
総面積は45,000m²という広大さです。
散策するだけでも半日くらいかかりそうですね(笑)
時間があれば見たかったけど
今回は断念しました~
また今度来たら、ゆっくり見たいな☆
by fleurclasse | 2014-05-12 23:32 | イタリア

ベルギー・ブリュッセルでの駐在生活日記☆


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