カテゴリ:イタリア( 16 )

花の都・フィレンチェ Part6☆

f0183171_2328571.jpg
フィレンチェ様式と呼ばれるグリーンと白の大理石で作られた
ファサード(正面)が印象的なサンタ・マリア・ノヴェッラ教会☆
2008年に修復が終わり、とても美しい姿となっています。
この教会は13世紀の初めにドミニコ会の修道院付き教会として
建設が始まり、14世紀中頃にはほぼ現在と同じ形に出来上がりました。
その後、1435年にローマ教皇により祝福式が行われ
カトリック教会のバジリカとなり、今に至ります。
残念ながら今回、中を見学する時間がなかったのですが
マザッチョの“三位一体”やブルネッレスの“十字架像”など
沢山の美術作品があり、なかなか見ごたえがありそうです。
調べてみると、若かりし頃のミケランジェロの彫刻もここにあるのですが
何の説明書きもないため、知る人ぞ知る作品なんですって!
どんなものかというと、壁際にひっそりとある小さな水盤がそれとのこと。
宝探し気分で、見学するのも楽しそうですね!
もしまたフィレンチェに行くことがあったら
探しに行ってみたいな♪

f0183171_23311086.jpg
サンタ・マリア・ノヴッラ教会の修道士たちは
薬草を栽培して薬を調合していました。
それが発展した形がこのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
世界最古の薬局として約800年の歴史を誇り
今も昔と変わらず天然のお花やハーブを使った製品作りをしています。
日本でも店舗を展開しているので、ご存知の方も多いのでは?
日本での店舗はコチラ→ 

f0183171_23341767.jpg
特に有名なのは“オーデコロン”
日本語に訳するとケルンの水という意味ですが
オーデコロンの起源はここサンタ・マリア・ノヴェッラの
L'acqua della regina(王妃の水)といわれています。
シトラスベースの軽やかな香りのこのオーデコロンは
今もなお、その時と変わらない製法で作られており
現在は“サンタ・マリア・ノヴェッラ”という店舗名を冠して
販売されています。
写真はそのオーデコロンの販売ブース☆
店舗は美術館のように美しいんですよ~
薬局には見えないですよね。

f0183171_19462169.jpg
対面で色々と相談しながら販売するスタイルなので
言葉が出来ないと購入するのも難しそうですが大丈夫!
店内には日本語に訳された商品リストがあるので
それをもらって、リストの欲しいもの箇所に指を指せばOK☆
もしくは店員さんは英語ができるのでそちらでも。
色々魅力的な商品が多くてどれにしようか迷ってしまいますが
私はしわ取りクリームを買ってみました。
ガイドさん曰く、店員のおばちゃんのしわだらけのお顔が
みるみるキレイになったので、どうしたのか聞いたところ
このしわ取りクリームを毎日使っていたらキレイになったと
言っていたそうで・・・
これは買うしかないでしょ! っと下手くそな英語で頑張ってみました♪
効果のほどはどうでしょうね(笑)

f0183171_23315075.jpg
良質な革製品が手に入るフィレンチェ☆
一流ブランドのグッチやフェラガモの本店もここフィレンチェにあるんですよ♪
ブランドショップ巡りもいいですが
地元のお店を覗いてみるのも楽しいもの。
写真のLucianoは手袋のお店☆
1966年創業の老舗で、全ての手袋は
伝統的なフィレンチェの手法で作られた手作りなんだそうです。

Luciano Gloves
住所:Via Por Santa Maria 10/R, 50122 Firenze Italy
営業日:無休
営業時間 10:00-19:30

f0183171_23345712.jpg
MANNINA(マンニーナ)は靴のお店☆
オーダーシューズのお店でちょこちょこ日本の雑誌にも
取り上げられているようなので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
足型をとるところから作るそうなので
ガイドさんのお話だと半年くらい完成までかかるようです。
発送をしてくれるので、フィレンチェに来た記念として
1足、誂えるのも素敵ですね♪

MANNINA
住所:V. De' Barbadori 19r, 50122 Firenze Italy
営業日:?
営業時間 9:30-19:30

f0183171_23352297.jpg
フィレンチェにはジェラート屋さんがそこかしこにあり
どこで食べたらいいか迷っちゃうくらいです。
そこで、ガイドさんに一押し!というお店に連れて行ってもらいました。
carapina(カラピーナ)☆
ウフィッツィ美術館やヴェッキオ宮殿の近くの路地を入ったところに
あります。
ここは天然素材のみを使ったジェラート屋さんで
特にフルーツについては旬の素材しか使わないというこだわりぶり。
保存にもこだわっていて、よく目にするジェラートがてんこ盛りになった
ショーケースではなく、新鮮な状態を保つために
一つ一つが蓋付きのステンレスの容器に入って並んでいるんです。
見た目がわからないので選ぶとき困っちゃいますが
お願いすると味見をさせてくれますよ☆
私はレモンとヴィン・サント(イタリア・トスカーナ地方のデザートワイン)
ダンナさんはピスタチオとヨーグルトを頼みました。
どれもとってもおいしかったですよ♪

carapina
住所:Via Lambertesca 18/r, 50122 Firenze Italy
営業日:無休
営業時間 12:30-19:00

f0183171_23355287.jpg
ここもおススメですよ~っとガイドさんが教えてくれました♪
Venchi(ヴェンキ)☆
1878年創業のトリノの老舗チョコレート屋さんで
フィレンチェ店は2012年にオープンしました。
基本、チョコレート屋さんのジェラートはおいしいそうで
ここもチョコを使ったものは特におススメとのこと。
もちろん、ここのチョコレートもとってもおいしいんだって。
お土産にぴったりですね❤

Venchi
住所:Vicolo Calimaruzza, 18/Piazza del Mercato Nuovo, 6 50122 Firenze Italy
営業日:無休
営業時間 10:30-0:30
[PR]
by fleurclasse | 2014-05-30 21:18 | イタリア | Comments(0)

花の都・フィレンチェ Part5☆

f0183171_22345085.jpg
フィレンチェ滞在最終日☆
午前中の自由時間を利用して
フィレンチェ郊外・セスト・フィオレンティーノにある
メディチ家の別荘に行ってきました。
去年、世界遺産に指定されたばかりの
フィレンチェ観光の穴場スポットです。
まずはペトライアの別荘へ☆
メディチ家の別荘の中で最も美しいといわれるペトライアは
14世紀はブルネッレスキ家、15世紀にはストロッツィ家が所有し
16世紀中頃、メディチ家のコジモ1世が購入。
その後イタリア最初の王様、サヴォイア家が居住しました。
建物の見学はできますが、写真はNG~
この日もガイドさんをお願いしたので
説明を聞きながら館内をめぐります。
ちょうどガイドさんのお友達の守衛さんがいて
その方もガイドをかってでてくれました。
彼はとても邸内のことに詳しいそうで、ガイドさんは
この方から色々教えてもらったんだそうですよ♪

f0183171_22415383.jpg
正面入口の上にある紋章☆
これは2つの家紋を合わせたもので
左半分はメディチ家の紋章。
もともとは医者だったメディチ家の紋章は
丸薬をモチーフに使っています。
右半分はコジモ1世の息子フェルディナンドの妻ロレーナの出身
フランス・ロレーヌの君主、ロレーナ家のもの。
そして2つの紋章の上にある王冠は
メディチ家のあとにここを所有したイタリア王家の印だそうです。
ここから中に入るとすぐ、ガラスと鉄を組み合わせてできた
屋根に覆われた中庭があります。
中庭を取り囲む四方の壁には
とても美しいフレスコ画が描かれているんですよ♪
この他にも沢山の美しいお部屋があります。
お見せできなくて残念!

f0183171_22395672.jpg
邸内も美しいですが、お庭も素敵なんですよ♪
典型的なイタリア式庭園で、鉢植えの柑橘類が多く置かれています。
なぜ鉢植えかというと、冬に温室に移動させるため
管理しやすいようにするためなんですって。
ここ最近、ヤマアラシが庭に植えた球根を食べてしまう被害が多発したため
庭に入る門扉に柵をとりつけて
ヤマアラシが中に入ってこれないように工夫してありました☆
・・というか、ヤマアラシが出ることにビックリ!!

f0183171_633201.jpg
“フィオレンツァの噴水”☆
庭にあるのはコピーでオリジナルは邸内にあります。
16世紀・ジャンボローニャの作品で
女性の右足から胴体に管をとおし、髪の毛の先から
水が滴り落ちるシステムになっているんだそうです。
おもしろいですね♪
残念ながら今は水を通していないので
その様子が見られませんでした・・・

f0183171_2242239.jpg
フィレンチェを見下ろす高台にあるこの別荘からの
景色はとてもきれいなんですよ~
遠く、ドゥーオモのクーポラがみえました♪
メディチ家の皆さんもこの景色を楽しんだのかな~

f0183171_22425258.jpg
ペトライアの別荘をあとにして
歩いてカステッロの別荘へ向かいます。
その途中にある邸宅“Villa di Colonnata”(ビラ・ディ・コロンナータ)☆
ここは、有名なお話・ピノキオの作者である
カルロ・コッローディが暮らした家なんです。

f0183171_650519.jpg
そのお宅の門にそのことが書かれていました☆
外からは様子がよく分かりませんが
広さ約3000㎡もある大邸宅で
お庭は約3ヘクタールもあるんだそう~
そして19世紀にはこのお庭から埋蔵金が発見されたんですって!
見つけた庭師さんはビックリしたでしょうね~
そして昨年秋、この邸宅は1050万€(約14億円)で
売りに出されたそうなのですが、どなたか買われたのかな?

f0183171_22431715.jpg
ピノキオの作者のお家の前には
国立の美術館があります☆
残念ながら、ここは非公開。
芸術品が多いイタリアはこういった非公開の美術館や
博物館が多いんだそうです。
多すぎて管理しきれないというのが
理由の一つのようです(苦笑)

f0183171_232484.jpg
歩いて10分ほどでカステッロに到着☆
こちらはお庭のみの公開となります。
美しいイタリア式庭園ですね♪

f0183171_2354058.jpg
こちらがカステッロの別荘☆
ウフィツィ美術館にあるボッティチェリの
“ビーナスの誕生”と“春”の2作品は
元々はこちらの邸内に飾られていたんですよ♪
そしてお庭の真ん中にある噴水“ヘラクレスとアンタイオス”
ペトライアの噴水は女性の髪から水が滴りおちるものでしたが
こちらは天を仰いでいる上の人の口から
ピューッとお水がでる仕組みになっているんですって~
ちょっとどんなものか1度見てみたいものですね(笑)

f0183171_2343342.jpg
庭園の奥にある高みには
グロッタと呼ばれる人工洞窟があります☆
お庭に洞窟って珍しく感じますが
イタリア式の庭園にはよく見られるものだそうです。

f0183171_23213310.jpg
ここの洞窟はルネッサンス後期に作られたもので
“動物の洞窟”と呼ばれています。
正面の水盤の上にはユニコーンやライオン
象、ヤギ 牛、羊といった動物たちがかたどられています。
天井はシェルや小石で作られたモザイクで装飾されてとてもキレイ☆
仮面のモチーフがユニークですね♪

f0183171_2322476.jpg
洞窟の左側にも水盤があって
サイやクマ、イヌ、サル、ネコなどが・・・
特にピンクの石で彫られたキリンが目を引きますね☆

f0183171_23224044.jpg
右側にもありますよ☆
こちらには大きな角の鹿やイノシシ、牛、馬、ヤギがいますね。
世界遺産に指定されたばかりということもあり
まだまだ管理が行き届いていないところも
見受けられる2つの別荘ですが
これからもっと整備し美しくなると思われます。
フィレンチェ市内の観光に少し飽きたら
ちょっと足を延ばして訪れてみてはいかがでしょう?
[PR]
by fleurclasse | 2014-05-27 23:43 | イタリア | Comments(0)

花の都・フィレンチェ Part4☆

f0183171_775447.jpg
“L'importuno”(しつこい人)
と呼ばれているこのレリーフ☆
あのミケランジェロが彫ったと言われています。
いつもなぜか出会ってしまう人のくだらない長話に
飽き飽きしていた彼は、話を聞いているふりをして
自分の背中に手を回し、相手に見えないように
彫刻刀でその人の顔を彫ったのだそう。

f0183171_782296.jpg
このレリーフがあるのは
シニョーリア広場にあるヴェッキオ宮殿の右手の壁。
そこからウフィツィ美術館の入口にいけるので
美術館に行くときに探してみてくださいね♪

f0183171_784996.jpg
フィレンチェで外せないのがウフィツィ美術館☆
メディチ家のコジモ1世の命により
1580年に建てられました。
当初はフィレンチェの行政機関の事務所として使われており
ウフィツィという名前はイタリア語でオフィスを意味する
Ufficioに由来しています。
現在はメディチ家のコレクションを収蔵する美術館として
世界的にも有名です☆
所蔵品も素晴らしいですが
この美術館は世界初のコンクリート工法で
建てられているのです。
アレノ川に面するこの土地は砂地でとても地盤が悪いため
建築家・ヴァザーリの指揮のもと
コンクリートを使うことで大きな建物に耐えうる基礎になりました。
今も変わらない姿を保っているのは
この基礎のおかげなんですね~

f0183171_791654.jpg
ウフィツィ美術館も写真禁止☆
でも窓の外の景色は撮ってもOK!
ウフィツィ美術館からヴェッキオ橋に連なるヴァザーリの回廊の様子が
よく分かります。

f0183171_7103134.png
(画像はお借りしました)
ウフィツィといえばボッティチェッリでしょう!
この“ヴィーナス誕生”はあまりにも有名ですよね♪
海の泡から生まれたヴィーナスが貝に乗り
西風の神・ゼフィロスと妖精クロリスが吹く息によって
岸へと打ち上げられました。
そこへ時の女神のホーラが花柄のコートをかけようと
している場面が書かれています。

f0183171_7113213.jpg
(画像はお借りしました)
同じくボッティチェッリ作の“春/プリマヴェーラ”☆
この絵に関してはいろんな解釈があるようですが
この美しい庭園は真ん中にたたずむヴィーナスのもの。
彼女の上には彼の息子・キューピッドがいます。
右に描かれているのは西風の神ゼフィロスが
妖精クロリスを自分のものにしたところ。
クロリスはゼフィロスと結婚したことで
彼女の口から花が生まれる能力が身に付き
その後彼女は春の女神フローラに姿が変え
彼女が一歩足を出すと、足元から花が咲きだします。
(花柄のドレスの女性がフローラ)
目隠ししたキューピッドは踊っている三美神にむけて
愛の矢を放ち、その矢が当たった真ん中の女性が
左手にいる商人や旅人の守護神・マーキュリーに恋をする・・・
こういうストーリーが描かれているそうです。

f0183171_712137.jpg
(画像はお借りしました)
ボッチィチェッリ以外にもダ・ヴィンチの“受胎告知”もありますよ♪
ほにもラファエロの“ひわの聖母”など
見所満載です☆

f0183171_7123786.jpg
美しい絵を堪能した後は
レプッブリカ広場を通ってホテルに戻ります。
ここはフィレンツェの中心地といわれていて
共和国広場とも呼ばれます。
写真の凱旋門は1865年にイタリア共和国が出来た時の首都が
フィレンチェだったのでここに作られました。
ガイドさんに教えてもらったのですが
フィレンチェと京都って姉妹都市なんですって。
知らなかった~!
旅行記は写真のセレクトや調べ事に時間がかかって
どうしても遅筆になっちゃいますね(苦笑)
グダグダしてたら、旅行以外のネタがたまってきちゃった・・・
サクサク書くよう頑張ります!!
[PR]
by fleurclasse | 2014-05-18 22:53 | イタリア | Comments(0)

花の都・フィレンチェ Part3☆

f0183171_23334864.jpg
ドゥオーモをさらっと見たあとは
歩いてパラティーナ美術館へ。
ローマ通りを南に下るとある “新市場のロッジア”☆
その南側に“幸運の仔豚”と呼ばれるブロンズ像があります。
仔豚とよばれてますがイノシシの像で
お鼻をさわると幸せになれるんですって!
なのでお鼻まわりがピカピカです(笑)
またイノシシの口の中にコインを入れて手を離し
そのコインが足元の格子の下に落ちれば
願が叶うとかまたフィレンチェに来ることができると
されているんですよ♪
フィレンチェに来たらやってみてね☆

f0183171_23342147.jpg
パラティーナ美術館はアルノ川の対岸にあるので
ヴェッキオ橋を渡って向かいます。
ヴェッキオ橋はイタリア語でポンテ・ヴェッキオといい
古い橋という意味のフィレンチェで1番古い橋です。

f0183171_23344484.jpg
橋の上の写真だと言われても
日本の橋の上の風景とは違いますよね?
このヴェッキオ橋にはズラリと宝飾店が
軒を連ねているのです。
これは中世の時代からの名残で
当初は肉屋さんが並び
くず肉や内臓、血で汚れた水などを橋の上から
直接川に流すことで衛生状態を保とうとしました。
しかし、乾季で川の水が減り流れが悪くなっても
廃棄をつづけたところ、街中に悪臭がたちこめるように
なってしまったため
当時、フィレンチェを治めていたフェルディナンド1世が
肉屋を撤去し、宝石店にかえました。
なぜ数ある業種のうち宝石店だったかというと
宝石は匂わないからということらしいです。
確かにそうですね(笑)

f0183171_233548.jpg
ヴェッキオ橋を外から見ると
こういう感じになっています。
店舗の上の部分が渡り廊下のようになってるのが
分かりますか?
これは“ヴァザーリの回廊”といって
メディチ家の人々の専用通路として
前回の記事でご紹介したシニョリーア広場にあるヴェッキオ宮殿と
この橋を渡った先にあるピッティ宮殿をつなぐものです。
全長1kmあるこの回廊は
1565年、メディチ家のコジモ一世の要望により
建築家・ヴァザーリの手によってわずか5ヶ月で造られました。
不定期で一般公開されるようですが
廊下には700点ものメディチ家の絵画コレクションが
ズラリと並んでいるそうですよ♪

f0183171_2335433.jpg
ピッティ宮殿☆
この宮殿は15世紀、フィレンチェの銀行家・ピッティに
よって建てられ、のちにメディチ家の手に渡り
トスカーナ大公の宮殿として使われていました。
この中にパラティーナ美術館があり
1000点以上の美術品が公開されています。
また時代ごとではなく、壁一面にびっしりと
とにかくシンメトリーにこだわって展示しているところが
他の美術館にはなくおもしろい♪

f0183171_23365813.jpg
(画像はお借りしました)
こちらも写真NGなので・・・
パラティーナ美術館はラファエロの作品が
沢山あることでも有名☆
特にトンドと呼ばれる円形の構図で描かれた
“小椅子の聖母”は必見です。

f0183171_23374976.jpg
(画像はお借りしました)
ラファエロ以外にもティツィアーノの作品も
いっぱいありますよ♪
こちらは“マグダラのマリア”
イエスの死と復活の見届け人として新約聖書に
登場する女性です。
ラファエロ、ティツィアーノがお好きな人は
是非足を運んでみてくださいね。

f0183171_23361292.jpg
ピッティ宮殿の裏手にあるボーボリ庭園☆
窓の外の景色を撮るのはOKとのことなのでパチリ☆
優雅なイタリア式庭園で
総面積は45,000m²という広大さです。
散策するだけでも半日くらいかかりそうですね(笑)
時間があれば見たかったけど
今回は断念しました~
また今度来たら、ゆっくり見たいな☆
[PR]
by fleurclasse | 2014-05-12 23:32 | イタリア | Comments(0)

花の都・フィレンチェ Part2☆

f0183171_21302059.jpg
ミケランジェロを堪能した後はドゥオーモヘ☆
ドゥオーモはイタリア語で街を代表する教会のこと。
正式名称はサンタ・マリア・デル・フィオーレ
日本語にすると“花の聖母教会”といいます。
本堂、鐘楼、洗礼堂から成る、典型的なイタリア式大聖堂で
フィレンチェといえば、大きなドームが特徴のこの建物を
思い浮かべる人が多いのではないのでしょうか。

f0183171_21304552.jpg
こちらがファサード(正面)です☆
1296年に着工し、完成は1436年。
全長153m、最大幅90mあり
大聖堂としては世界で4番目の規模を誇ります。
(ちなみに世界で1番大きいのローマのサンピエトロ寺院)

f0183171_21342059.jpg
ゴシック様式の外壁は白、グリーン、ピンクの大理石を
巧みに組み合わせたとても美しい仕上がり。
クーポラ(ドームの部分のこと)を見ると
フィレンチェニいるんだな~っと改めて実感します。
高さ106mあるクーポラのてっぺんにある球は
ブロンズ製であのレオナルド・ダビンチが
この珠のデザインに関わっていたといわれています。
そしてこのクーポラに登ることができるのですが
何と螺旋階段で464段もあるとのこと。
景色はとっても良さそうだけど
時間がなかったので登りませんでした。
・・というか464段も登る気力がなかった(笑)

f0183171_21311040.jpg
ファサードの扉☆
銅製の巨大な扉は1899~1903年にかけて
作られたもの。
扉もですが、周りの装飾もスゴイですね~

f0183171_21313030.jpg
ドゥーモの内部です。
外観の壮麗さに比べると、随分あっさりとしています。
大理石の床モザイクは
1526~1660年にわたり制作されました。

f0183171_21321980.jpg
入口の上にあるウッチェロによる
24時間時計文字盤☆
15世紀のもので、装飾がキレイですね~

f0183171_21325418.jpg
大聖堂の脇にそびえたつのはジョットの鐘楼☆
高さ84mあるゴシック様式の建物で
大聖堂よりも早く、1387年に完成しました。
そしてこちらも3色の大理石が使われてます。
ジョットの鐘楼にも昇ることができて階段は414段。
大聖堂より50段ほど少ないです。

f0183171_236125.jpg
大聖堂の正面向かいにあるサン・ジョヴァンニ洗礼堂☆
現在、修復中でちょっと残念な姿でした・・
八角形の形をした洗礼堂は
11~12世紀に建てられた古いもの。
大聖堂、鐘楼がゴシック様式なのに対し
こちらはロマネスク様式です。
ここの見所はドォーモに面した東側にある扉。
ギベルティの手によるもので
のちにミケランジェロがこの扉を
“天国の扉”と呼び、賞賛しました。
かろうじて足場の間から金色の扉がみえるのがわかるかな?
こちらはレプリカで、本物はドゥオーモの中にある
博物館にて見ることが出ますよ♪
いつか修復後の姿をこの目でみることが出来たらいいな。
[PR]
by fleurclasse | 2014-05-11 23:23 | イタリア | Comments(0)

花の都・フィレンチェ Part 1☆

f0183171_5154934.jpg
イースター休暇にイタリアのフィレンチェに行ってきました♪
ミラノとローマのちょうど中間地点に位置するフィレンチェは
トスカーナ州の州都で人口約35万人の小さな街。
紀元前10世紀にエトルリア人が集落を作ったことから
この街の歴史は始まります。
19世紀に6年という短い期間ではありましたが
イタリア王国の首都がおかれていたことがあるんですよ。
また現在、城壁に囲まれた市街中心部は
“フィレンチェ歴史地区”として世界遺産に登録され
世界中から沢山の観光客が訪れています。

f0183171_518546.jpg
花の都といわれるフィレンチェ☆
その名は紀元前1世紀のローマ時代につけられた
花の女神を意味するフロレンティナに由来します。
花の都というと、街中がお花で彩られているイメージですが
実際にはあまり植栽はなく
そのかわりに、フィレンチェの発展に多大なる貢献をした
メディチ家の紋章(百合の花と丸薬)が
至る所で見受けられます。

f0183171_5191677.jpg
フィレンチェはイタリア・ルネサンスの発祥地と言われています。
ルネサンスとはギリシア・ローマの古典文化の再生を
意味する言葉で人間の精神の革新を求める文化運動のこと。
イタリアにおいては14~16世紀にかけて花開きました。
カトリック教会の束縛に縛られず
古代ギリシャ・ローマの人々のような
人間らしい自由な生き方を追い求めた時期と言ったら
分かりやすいでしょうか。
そんな華やかなルネサンス文化の中心都市であったフィレンチェ☆
自分達だけで街歩きするにはあまりにも無知なので
今回は日本人ガイドさんを個人的にお願いして
1日案内してもらいました♪

f0183171_516151.jpg
フィレンチェ観光、まず最初に訪れたのが“サンマルコ美術館”☆
ここはドメニコ修道会の修道院でもあり
また別名“フラ・アンジェリコの美術館”といわれるほど
彼が描いた素晴らしいフレスコ画が沢山あります。
フレスコ画というのは
壁に漆喰を塗り、それが乾かないうちに
水性絵具で描いた絵のこと。
中に絵具が染み込んだ漆喰は
乾くと表面に固い皮膜が出来るので
それが絵の保護の役割を果たします。
とにかく、漆喰が濡れているうちに仕上げないといけないので
絵の完成のスピードを考慮しながら
下地の漆喰を作らないといけません。
考えただけでもなかなか大変な作業ですね・・・

f0183171_517184.jpg
(画像はお借りしました)
イタリアの国立美術館は展示物の写真撮影は禁止されているので・・・
ここサンマルコ美術館のシンボルとされる作品がコチラの
“受胎告知”☆
15世紀に描かれたフラ・アンジェリコの作品で
天使・ガブリエルが処女であったマリアに
聖霊によってイエス・キリストを身ごもることを告げ
そしてマリアがそれを受け入れるという
新約聖書の場面を描いたもの。
特にこの作品は数ある“受胎告知”の中でも
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品とともに
傑作とされているんですよ~
実際に見る機会があったら
天使・ガブリエルの羽を近くでよく見てみてください。
羽根の部分にだけ絵具に輝石の粉が混ぜられているので
見る角度や光の反射でキラキラ輝いて
とてもキレイなんです❤
この他にもギルランダイオ作の“最後の晩餐”や
ズラリと並んだ僧房の壁に描かれたフレスコ画も
素晴らしいですよ。

f0183171_5174116.jpg
お次はウフィツィ美術館と並んで
フィレンツェを代表する美術館の一つであるアカデミア美術館へ☆
サンマルコ美術館のすぐ近くにあり
ミケランジェロの美術館として有名で
もともとは美術学校でした。
そして何といっても美術の教科書に必ず載っている
あのダビデ像の本物がここで見れるんですよ♪
他にもミケランジェロによる囚人像などがありますが
やはりこちらも写真撮影は×・・・

f0183171_5255797.jpg
ダビデ像を写真に収めたければシニョーリア広場へGO☆
ここは13~14世紀において
フィレンチェの政治の中心地だったところ。
94mの塔があるヴェッキオ宮の入口に
ダビデ像のレプリカがあります。
もともとはここにオリジナルがおかれていたのですが
風雨による劣化から守るため
1873年に現在のアカデミア美術館ヘ移されました。
お隣にある大きなアーケードがある建物は
“ランツィのロッジア”です。

f0183171_518467.jpg
さぁ、こちらがダビデさんです☆
コピーだけどね(笑)
高さは517cm。 かなり大きいです。
ダビデは旧約聖書に登場するのちにイスラエルの王様となる人物。
この彫刻は、巨人兵士“ゴリアデ”に対峙している場面を
彫ったもので、若年の時、羊飼いだったダビデは
投石機と石ころだけで、ゴリアデを倒します。
右手には小石を握りしめ
左手に布製の投石機をもち、背中にかついで
ジッとゴリアデをにらみつけているのが見て取れます。
そして、右足首のあたりをみてください。
後ろに何かあるのがわかりますか?
これは、この像が左足を大きく一歩出している構図であることと
とても重い大理石からできているため
重心が取りづらく倒壊の危険がありました。
そこでミケランジェロは目立たない形で
木の切り株を右足の後ろに添えることで
この像を支えているようにしたんですって。
オリジナルのダビデさんは
1527年の革命の際に左腕が破壊され
中心に太いワイヤーを通すやり方で修復されています。
その修復の後は、オリジナルのダビデ像の後ろにまわって
左手の手のひらをみると、ワイヤーが少し顔を覗かしているのが
わかります。
また1991年には入場客のひとりが
金槌で左足の甲を破壊するという事件もありました。
ミケランジェロの作品は完璧すぎるので
破壊する必要があった・・と犯人が言っていたそうな・・
いつの世もおもしろい考えの方がいるものですね(苦笑)

f0183171_5183353.jpg
“ランツィのロッジア”にあるジャンボローニャ作の“サビニ女の掠奪”☆
こちらはオリジナルです。
当時、大理石で彫像を作るときは
まずは石膏でモデルを作り
それを見ながら彫っていったのだそうです。
この作品の石膏モデルは今も残っていて
アカデミア美術館で見ることができます。
螺旋状にもつれあう3人の姿を彫りあげるのは
とても難しく、またこの作品には正面というものがなく
360度どこからみてもよいという点が
当時、かなり革新的だったそう。
この他にもシニョーリア広場、ランツィのロッジアには
素晴らしい彫像が沢山あり、しかも無料☆
是非足を運んでみてくださいね♪
[PR]
by fleurclasse | 2014-05-09 20:51 | イタリア | Comments(0)

ベルギー・ブリュッセルでの駐在生活日記☆


by fleurclasse